懸空寺のここがすごい!
懸空寺は、中国にある歴史を感じる寺院です。
懸空寺は、中国の北東部、山西省にある歴史を感じる木造の寺院です。懸空寺と言われても分からないという方も絶壁に立っている画像を見れば分かるほどインパクトがあります。あの詩人として有名な李白もこの懸空寺を見た時に「壮観」という文字を赤く記しています。現在は中国の重要文化財に指定されており、中国はもちろん世界中から多くの観光客が訪れています。
建てられたのは5世紀末だと言われており、かなりの歴史があります。そして一番の特徴は、儒教・仏教・道教の3つの宗教が一つになっているという事です。3つの宗教が一緒になっている場所は世界的にもとても珍しいと言われています。ここは、昔川が氾濫した事があり、それは龍の怒りだと言われていたそうです。その龍の怒りを沈めるために建てられたという説があります。いかにも中国といった伝説に中国の長い歴史を感じます。
建物としての造りも珍しく、6つの建物が木製で造られた桟道で繋がれています。そして、ここには塑像がたくさんありますが、3つの宗教の開祖である孔子・釈迦・老子の塑像が並んでいます。この珍しい光景を見るために来る観光客も多いです。
私は写真でしかこの懸空寺を見た事ありませんが、悠久の時を感じる事ができるこの寺院に一度でいいので行ってみたいと思っています。
文:るるるるん
関連記事
あわせて読みたい!
『ART LOVER』現役の作家紹介ページに載りませんか?
当サイトはこれまで過去の有名な作家や作品を中心に取り上げてきましたが、微力ながら支援したいという思いも兼ねて、現役の作家さんたちも厳選しつつサイト内で紹介させていただこうと思っています。 インタビュー形式のアンケートよりご応募いただけます。詳しくは下記応募ページをご覧ください! http://art-lover.me/new-artists-wanted/ 周囲に作家活動に真剣に取り組んでいる方がいらっしゃれば、上記募集ページをSNSでシェアしたり、URLをお伝えいただけたりすると幸甚です!