南禅寺のここがすごい！
南禅寺の水路閣は、昔も今も多くの人を魅了しています。
南禅寺と言えば、特にあのロマンを感じる水路閣を思い浮かべる方は多いでしょう。あの水路閣は、私にとって一生に一回は絶対に行ってみたい場所でした。私は、京都が大好きで今まで何度か旅行に行きましたが、その中でも南禅寺に行った事は素敵な思い出として心に残っています。
南禅寺は、1291年に創建された、かなり歴史のある古い寺院です。そして、日本には数多くの寺院がありますが、その中でも最も高い格式を持つ寺院がここです。ですが、残念ながら1467年、応仁の乱でかなりの建物を焼失してしまい、そこから復興するまでにかなり長い時を要してしまいます。復興に着手したのが江戸時代に入って臨済宗の僧である以心崇伝が来てからという事なので、その間ここはどうなっていたのだろう、心の支えを失ってしまった僧達はどれだけ苦しんだのだろうと思いました。また、さらに明治時代に火災にあったという事で、当時のものはほとんど残っていないのが残念です。
南禅寺と言えばここと言う人も多い水路閣ができたのは、明治維新以降と南禅寺そのものの歴史の中ではかなり新しい方です。和洋折衷とも言える、とてもロマンチックなその外観は今もなお老若男女問わず魅了し続けています。私も初めて実際に見た時はその雰囲気に圧倒されました。当時としてはかなり斬新なデザインだったのでしょう、水路閣の建設に反対意見もあったそうですが、そのまま無事に建設されたおかげで今もこの素晴らしい風景を見る事ができています。
文：るるるるん
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