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桂離宮

桂離宮のここがすごい!

「月の館」と呼ぶにふさわしい桂離宮

長く続く桂垣に沿って歩いて行くと、その館は現れます。
「月の館」と呼ぶにふさわしい、それは日本を代表する「桂離宮」です。 
この館がすごいのは、月を観る為だけに、この別邸が造られたという事でしょうか? 
もちろん、そうせざるをえなかった政治的背景も有ったのですが…。
かの有名な建築家ブルーノをも虜にしてしまった日本の誇る建築物です。

たとえば、狭い敷地を大きく見せる為に敷石の大きさを変えて並べたり(これって遠近法の活用ですよね)、たとえば月見台に座すると(池に映った月)と(空の月)が一緒に渡っていくらしいのです(ふたつの月を同時に楽しめたのですね)。
雁行と呼ばれる建物の、いたるところにも見えない緻密な計算が有ります。
光と影・自然光とゆらめく炎・室内に差し込む水面からの反射光。 
あらゆるものが計算されているのに、それらは全く主張していないので、訪れた私たちは気づかずに その魔法にかかってしまいます。
畳にしても天井にしても襖にしても、色々な技法が使われているのに私たちは気づかないまま溜め息をついています。 
説明を受けて「ああ、そうだったのか」と知るのです。
まさに、日本の文化を醸し出してくれる館です。 
その館は田んぼに囲まれ静かに佇んでいます。そして地面から生えている笹を編みこんだ桂垣に守られています。

文:ブルーベリー

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