松江城のここがすごい!
松江城は、長く島根の方に愛されている名城です。
松江城は、島根県松江市にあるお城です。国宝にも指定され、日本さくら名所100選にも選ばれており、特に春は観光客や地元の方で賑わいます。
松江城を築いたのは堀尾吉晴です。豊臣秀吉の死後は徳川側に接近し、関ヶ原の戦いでの功績が認められ、この地に城を建てる事になります。堀尾吉晴は、この立派な四重六階の天守の完成間近に残念ながら亡くなってしまいます。次に城主になった吉晴の息子の忠晴も35歳の若さで亡くなり、ここで堀尾家は途絶えてしまいます。次に城主になった京極忠高もたった3年で城を去ってしまいます。その後は大坂の陣で武功を挙げた松平直政氏が城主になり、その後明治維新を迎えるまで松平氏が10代続けて城主となります。
廃城令が出た後は地元の有志が買い戻し、1930年代に国宝指定の運動がありましたがこの時は残念ながら国宝指定になりませんでしたが、2015年にやっと国宝指定されました。
黒を貴重としているのが松江城の特徴です。井戸や石落とし、石垣や包板等様々な見どころが多い名城です。今も復元作業が進められており、大手門復元に向けて懸賞金を出して資料を探しているそうです。昔から今まで松江城がいかに長い時間島根の方に愛されているのかがよく分かります。
文:るるるるん
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