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ウィリアム・ブレイク

ウィリアム・ブレイクのここがすごい!

ウィリアム・ブレイクは様々なジャンルで後世に影響を残した芸術家です。

ウィリアム・ブレイクは、1757年にイギリスで生まれ、画家として、また詩人として活躍した芸術家です。ブレイクの詩は現在イングランド国歌として非常によく知られています。日本では明治27年の1894年、初めてブレイクの詩が翻訳され、たちまち評判になり研究されるようになりました。

私は、水彩で自分でも絵を描くのが好きなので、水彩を用いて描かれている彼の作品を見て「水彩画でこんなに奥深い世界を描く事ができるなんて」と衝撃を受けたのを覚えています。また、ブレイクのすごさは彼独特の世界である「ビジョン」を描く事ができたという事です。ですが、残念ながらブレイクが生きている時にその優れた数々の作品達が認められる事はほとんど無く、二十世紀入ってようやく認められ、世界的人気となったそうです。未だにハッキリと解明されていない作品が数多くあり、もし生きている間に彼の作品が認められていたらどれほどの作品の詳細をハッキリと知る事ができたんだろう?と思わずにはいられません。

私がブレイクの作品で心に残っているのが「ニュートン」です。薄暗い背景の中で裸体で研究をするニュートンが非常に美しい絵画です。この絵画は科学万能主義を皮肉的に描いたものだと言われています。「ビジョン」が見えた彼ならではの視点で、とても強く心に残っています。

文:るるるるん

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