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プラハ市民会館

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プラハ市民会館のここがすごい!

思いと美しさがあふれる市民のための建物

さまざまな時代の美しい建物が集まるチェコのプラハ。中でもアール・ヌーヴォー様式の美しい建物として知られるのが「市民会館」です。
プラハはかつてハプスブルク家の支配下にありました。19世紀後半になり、ハプスブルク家からの独立、民族復興の動きが高まります。そうした中で1912年に完成したのが、市民会館です。チェコ独自の文化を象徴する建物として、民族の誇りをかけて建築されました。
設計を担当したのは、オスヴァルド・ポリーフカとアントニーン・バルシャーネク。入口上部には美しいモザイク画、外壁や窓、バルコニーにもアール・ヌーヴォー様式の優美な装飾が施されています。
内部にも美しいホールやサロンがあります。特に有名なのが、プラハの春国際音楽祭で知られる「スメタナ・ホール」とミュシャが内装を手がけた「市長の間」です。スメタナ・ホールは、映画「のだめカンタービレ」で使われたことでも有名です。市長の間は、天井画はもちろんカーテンも家具も柱の装飾も窓の装飾(ステンドグラス)も全てミュシャによるもの。ミュシャといえば繊細な女性像のイメージが強いですが、民族復興の思いがこめられた市民会館の天井画からは優美さの中に力強さが感じられます。すでにフランスで活躍していたミュシャでしたが、市長の間の装飾は無償で引き受けたそうです。
ミュシャをはじめとしたチェコの人々の思いが詰まった市民会館。思いが美になったような美しさにあふれる建物です。

文:sophia

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