サンタンジェロ城のここがすごい!
サンタンジェロ城は、元々は霊廟だった城塞です。
サンタンジェロ城は、イタリアのローマにある現在は博物館として利用されている城砦です。「ローマの休日」の舞台としても有名です。その歴史はとても古く、135年、五賢帝の一人であるハドリアヌスが自分の霊廟として建てたのが始まりと言われています。完成したのは139年で、その時からすでに今のような美しい円形だったそうです。その後、403年に軍事施設として使用されるようになります。かの有名なアウレリアヌス城壁の一部として組み込まれたのはこの頃だそうです。さらにその後、14世紀に要塞として使用する事が決まります。ルネサンス時代は法王達の避難所としても使用されていたそうです。
「サンタンジェロ」という名前の由来は、城の先端にある天使像を見て590年に教皇グレゴリウス一世が名付けたと言われています。今もその天使像は城の上からローマを見渡しています。そんなに昔からずっと様々な歴史を見てきた銅像があるなんて、ローマの歴史は本当に奥深いと思いました。
城の上部には教皇が使っていたと言われている豪華絢爛な部屋があります。壁一面に絵画が描かれているそれは美しい部屋で見応え抜群だそうです。さらに屋上からはローマを一望する事ができ、美しいサンタンジェロ橋やサン・ピエトロ大聖堂も見る事ができます。
文:るるるるん
関連記事
あわせて読みたい!
『ART LOVER』現役の作家紹介ページに載りませんか?
当サイトはこれまで過去の有名な作家や作品を中心に取り上げてきましたが、微力ながら支援したいという思いも兼ねて、現役の作家さんたちも厳選しつつサイト内で紹介させていただこうと思っています。 インタビュー形式のアンケートよりご応募いただけます。詳しくは下記応募ページをご覧ください! http://art-lover.me/new-artists-wanted/ 周囲に作家活動に真剣に取り組んでいる方がいらっしゃれば、上記募集ページをSNSでシェアしたり、URLをお伝えいただけたりすると幸甚です!