丸岡城のここがすごい!
丸岡城は、最古式の望楼型の天守閣を持つ美城です。
丸岡城は、福井県坂井市にある、日本100名城のうち36番目に数えられる最古式の望楼型の天守閣を持つ美城です。初期天守を見る事ができる貴重なお城としてお城好きの間では有名です。春には周辺に桜が美しく咲き、美しいお城と桜のある風景は「日本人でよかった」と思わせるほど素晴らしいです。
丸岡城の歴史は、1576年に戦国武将柴田勝家の甥である柴田勝豊が築城した事から始まります。柴田勝家が豊臣秀吉によって滅ぼされると、丹羽長秀の手に丸岡城は渡る事になります。丹羽長秀の死後、関ヶ原の戦いを経て丸岡城は今村盛次の手に渡ります。ですが、今村盛次は失脚してしまい、その後本多重次の長男である本多成重が城主になる事になります。その後、本多家がお家騒動を起こしてしまい、その結果有馬清純の手に渡る事になります。その後は廃藩置県や廃城令で残念ながら丸岡城は天守以外全て解体されてしまいます。
その後、天守は丸岡町が買う事で何とか解体を免れ、周りは公園として一般市民に開放される事になりました。周辺の堀が埋められてしまった事です。仕方がないとはいえ、お城好きとしてはとても残念です。この堀を復元する計画が立てられているそうで、復元されたらより当時の空気を感じられていいなと思います。
文:るるるるん
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