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秘儀の間

秘儀の間のここがすごい!

秘儀の間の独特の雰囲気に惹かれました。

以前、大塚国際美術館へ行った時この「秘儀の間」という作品を見て、その独特の雰囲気に強く惹かれました。朱色が背景で描かれている絵画はあまり見たことが無かったので、私の目にはかなり新鮮に見えました。驚いたのは、この完成度の高い作品が2000年以上前に描かれた作品という事です。
本来はスペインのポンペイにあるそうで、ポンペイに残されている数ある壁画の中でも保存状態がかなりよく、この大塚国際美術館で複製されている通りに巨大な絵画のまま残されているそうです。驚く事に長いこと自然に晒されながらも当時の形ほぼそのまま残されていたそうで、こんな奇跡に近いことってあるんだと思いました。

鮮やかな朱色が約2000年という長い間失われなかった理由として絵の具の作り方と作品の仕上げ方にあるのではと言われています。しっかりと艶出しをする事でこの美しく鮮やかな「ポンペイ・レッド」とも言われる色を失わずにすんだそうです。

この秘儀の間は多くの解釈があるそうですが、一番有力なのがギリシア神話で豊穣の神様であるディオニューソスの秘儀への入信式ではないかという説です。
第一の場面から第八の場面まで神秘的な儀式が大きく描かれており、一つずつじっくり見るのがとても楽しい、悠久の時間を感じさせる作品です。

文:るるるるん

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