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岡本一宣

岡本一宣のここがすごい!

魅せるレイアウト

岡本一宣さんのスゴさを一言で言えば、圧倒的なレイアウト力だと思います。
雑誌「インプレッション」や「choice」「ワイナート」で見られるレイアウトはとにかくかっこいい!
大胆かつ繊細なフォントの配置、余白の使い方、美しい写真のトリミングは多くのグラフィックデザイナーが憧れていると思います。

特に凄いと思うのがデザインが全く古くならないということです。
CG処理とか特別な技術を使わなくても(使わないからこそ?)アヴァンギャルドかつ普遍的、
かっこよくて美しいグラフィックデザインが出来るということを教えてくれます。
あと凄いと思うのが、同じグラフィックデザイナーという立場から言わせてもらうと、
普通グラフィックデザイナーにとって欧文書体をかっこ良く扱うのは比較的容易なんですが、
日本語書体をかっこ良く魅せるのはすごく難しいんです。
しかし岡本さんの作品の日本語書体のかっこよさったら嫉妬で気が狂いそうです。

日本語をかっこよくデザインしなきゃならない時は必ず岡本さんのデザインを参考にしています。
岡本さんの仕事をまとめた「岡本一宣の東京デザイン」は、定価8400円とお高いですが全てのグラフィックデザイナーのバイブルになるべき書籍です。

文:ハギヨシ

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