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高橋由一

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高橋由一のここがすごい!

日本洋画界の開拓者「高橋由一」

今日の日本で洋画(油絵)は、今や学校やカルチャースクールでも扱われるほどポピュラーな分野となっています。しかし、日本における洋画の歴史はまだそれほど長くなく、江戸時代が終わり文明開化により外国の文化が流入してきた頃に、洋画の技術も研究されるようになります。
そしてその洋画をいち早く本格的に始めたのが「高橋由一」でした。
江戸時代末期、それまで主流だった浮世絵などの日本の絵画に対し、由一は西洋製の版画などから日本のものとは全く異なる写実的な表現に衝撃を受け、洋画の研究を始めます。

『鮭』

彼の代表作は「鮭(1877)」や「花魁(1872)」が有名ですが、この二つは国の重要文化財に指定されており、東京芸術大学が所蔵しています。
洋画を学んだ由一は、さらに日本での洋画の価値を模索し、日本ならではのモチーフを描きました。
それまで浮世絵や水墨画など日本画は、陰影がなく、写実性よりもデフォルメを施した簡潔な表現でしたが、由一は伝統的な洋画を学びながら、その日本独特のモチーフにより写実的な表現を求めます。
中には日本食の豆腐だけを描いた作品もあります。
今や高橋由一の名をとって「由一」という絵の具が開発されるほど、彼の日本における洋画開拓の業績は偉大なものとなっています。

文:siratama

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