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フランツ・マルク

フランツ・マルクの基本情報

動物を愛し、動物を描いた画家

フランツ・マルクはドイツの画家で、生涯にわたって動物を愛し、動物を描き続けました。マルクの作品は、その鮮やかで豊かな色彩が特徴的で、その絵画の中で生きる動物たちは、平和や純粋さの象徴であるかのように皆優しげな表情をしています。青い馬や黄色い牛は、マルクの中では、男性性や女性らしさの象徴で、動物を描くことによって自分の思いや感情を表現しようとしていました。マルクは色彩に大きな可能性を見出していて、豊かな色彩表現によって自分の感情や思いを動物たちに託し、それを作品として誕生させることによって、自分自身も動物と一体となろうとしていました。マルクの作品で描かれる動物たちは皆、プリズムの中にいるような幻想的で豊かな色彩の中で、内なる幸福感に浸っているかのような優しく満足感にあふれた表情をしています。人間嫌いの内向的な性格の青年であったマルクは、動物に自分の気持ちを託し、理想の世界として表現しました。
世界が戦争へと向けて進んでいく中、マルクはそれまでの作品とは異なるイメージの傑作『動物の運命』を生み出しました。
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色とりどりの動物たちが恐怖におののき、苦悩している様子が描かれるその絵は、第一次世界大戦の始まりを予感させるものでした。その後服役したマルクは、36歳の若さで戦死しています。

文:あやぱみゅ

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