プラダ青山店のここがすごい!
青山らしく青山にふさわしい、プラダの旗艦店の個性派建物
日本のゼネコンが、海外デザイナーの困難作品を実現した、全面がユニークなガラスの建築物。
建築ユニット「ヘルツォーク&ド・ムーロン 」の手によるデザインで、「ザハハディド」のアンビルド性ともまた異なる、困難な部材アレンジとそぎ落とし感で出来上がっている作品が多くあります。
出来あがった当初は、同デザインユニットによるオリンピックその他の亜細亜一円の建築物含め、大型でも技術をもってすれば、あの困難なものでも、きれいにすっきり、かつ構造上もしっかりと出来上がるという点で、建設にかかわった人たち含め評価も高くありました。現在でも、建築やデザインなどを学ぶ人たちが、各国からブランドそのものよりも「建物見たさ」で来訪するというほど、個性的で、地球上の他にはないアイコン的物件です。
ユニット結成初期も、シンプルでそぎ落としたデザインの箱もので人気がありました。
2000年ごろからの作品では、そのシンプルさの基盤となるしっかり考え抜かれた複雑な構造材が、外部に自在に、遊ぶように広がりを見せたデザインや、その構造材の延長でそれを覆う面などが個性的に生き生きと、側壁や天井全体外周を、これまでの屋根壁床といった概念を超えて大きく互いに包含しながら包み込んだりといったデザインも多く見受けられるようになりました。
中国でのオリンピックの競技場作品などでは、報道回数もさることながら、見た目の上でも強烈に印象付けられている人も多い物件ばかりです。
文:CUP
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