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アントニオ・ガウディ

アントニオ・ガウディのここがすごい!

ガウディの美しく個性的な建築物

眩しい日差し、どこまでも青い空、乾いた風。スペインに降り立つと、それをまず感じます。
ガウディの作品群はそんなスペインの大地にスペイン代表する建築物として存在しています。
有名なサグラダ=ファミリア、グエル公園、カサ=ミラ。その3つに実際に行ったことがあります。

グエル公園は入ると階段に色鮮やかなタイルが施されたトカゲがありました。このトカゲは噴水です。
まるで洞窟の中みたいな無数の柱のある回廊も印象的でした。
かなり広く、公園の中にはガウディが実際に住んでいた屋敷が残っています。
グエル公園を発注したのはエウゼビ・グエイ伯爵で、1900年代初頭に作成されたものです。

カサ=ミラは正面から見ると、曲線をふんだんに使ったベランダ等があり、この曲線は地中海の波を表現しています。
中に入ると夏なのに涼しく、屋上が更にステキでした。
白や薄い茶色で出来た、ロボットにも抽象的な人の顔にも見える、塔のようなオブジェがたくさんあります。
もしスペインに行きガウディの建築物をご覧になる際はカサ=ミラの屋上まで行ってみることをお勧めします。
真っ青な空の下で見ると圧巻でした。
カサ=ミラは1906年から1910年にかけて実業家のペレ・ミラの邸宅として建築されました。

文:田中夕霧

ガウディの不思議な世界

ガウディと言えば私のように建築の事が全く分からない者でも、その名前だけは知っています。一代では造りあげられなかったサグラダ・ファミリア聖堂の建築家です。今も同じ世界を共有する後継者たちが、その聖堂の完成を目指し日々ちからを注いでいます。カウディの生きた時代と異なる環境に生まれた建築家たちが、当時と異なる道具も加えガウディの設計図に従い聖堂完成に挑んでいます。聖堂の完成が楽しみです。

今回は、その有名な聖堂建設に着手する前のガウディの不思議な世界についての「ひとりごと」です。
たとえばカサ・ミラの独特の形態でしょうか?。
私などは建物は基本、平たく角ばったもののイメージしかありませんでした。しかし彼の、それは違います。石や砂・セメントなどの素材に変わりは無いのに、うねるような曲線でできています。まるで命が宿っているかのようです。居室の天井に至っては「深海の砂紋」のような「砂漠の風紋」のような自然が作り出したとしか思えないフォルムと色彩です。

たとえばカサ・バトリョです。個性的なビジョンで天から降り注ぐ光までが計算された設計です。外観の造りにも目を奪われます。
カサ・ビセンスもいいですね。タイル業を営んでいたビセンスのためにアラビア様式の色彩豊かなタイルで建物を飾っています。秀逸なのはカサ・ビセンスの天井画でしょうか?鳥の飛び交う天井画には心奪われるばかりです。
数え切れないほど沢山の聖堂や住宅・街灯や邸宅の設計を手がけた建築家ですが、やはりグエル公園を忘れてはならないと思います。バルセロナの街に溶け込んでいながら、さりげない存在感が有るのは、彼の作品が無機質な素材から「木漏れ日」や「風のそよぎ」をも感じられる建造物を造ってしまったからでしょうか。

アリスを不思議の国にいざなったのが白ウサギだとしたら、ガウディの不思議な世界にいざなってくれるのはタイルのモザイクで、こちらを見つめているトカゲでしょうか。出来る事ならガウディのトカゲに誘われて不思議な世界をのぞいてみたいですね。

文:ブルーベリー

アントニオ・ガウディの作品紹介

100年経っても現役。100年経っても斬新。海をモチーフにしたマンション。

スペインにある独創的なデザインの教会サグラダ・ファミリア。そのサグラダ・ファミリアを設計したアントニ・ガウディによる建築物が、バルセロナにはいくつもあるんです。
その一つがカサ・ミラ。ガウディが地元の実業家ミラ夫妻の依頼で設計したマンションで、世界遺産に登録されています。

カサ・ミラがあるのはバルセロナのメインストリート・グラシア通り。地中海をイメージしたという波打つ壁面とベランダが印象的です。その外壁もベランダも石を掘って作り上げたもの。岩山のようにも見えるため、地元の人にはペドレラ(石切り場)と呼ばれています。
マンション入口のドアにも、水面を思わせる曲線の装飾が施されています。ロビーは洞窟のような雰囲気です。
公開されている部屋では、カサ・ミラ建設当時のブルジョワ階級の生活を垣間見ることができます。
曲線で作られた部屋は、最初は違和感がありますが、しばらくすると何とも心地がよくなってきます。自然をモチーフにした構造だからでしょうか?また、要所要所に波や植物をイメージした繊細な装飾が施されていて、細部にまでガウディのこだわりが感じられます。
屋上には、ローマ時代の兵士の鎧をモチーフにした煙突や通気口がにょきにょきと立つ不思議な空間が広がっています。屋上から見下ろした建物は、広がるさざ波のようです。
ガウディの独創性があふれるカサ・ミラ。現在も現役のマンションというのが、また驚きです。

文:sophie

サグラダ・ファミリアの荘厳

ガウディのサグラダファミリアについて紹介します。サグラダファミリアはガウディの建築物の中でも最も優れていて傑出した作品の一つです。19世紀に造られたサグラダ・ファミリアは、ネオ・ゴシックの形態を下敷きに、聖書を模した石の彫刻と誕生の門が華やかな建築物です。ガウディの作品は生命力にあふれていて、サグラダファミリアもその例にもれず、木の模様が描かれている誕生の門のデザインと、ガウディのらせん運動と評される彼独自の建築様式が教会内部に施されています。彼の作品は彼のルーツと切り離せないものであり、スペイン・バルセロナで生まれたガウディの、エネルギッシュで細部の隅々まで表現力に富んだ、彼の自治への願いが込められていると言えます。教会内の鐘は長さ2メートル、直径が20センチ位の金属パイプで出来た、全部で大小84本が、高さ170メートルのキリストに捧げられた塔と、聖母マリアに捧げられた150メートルの塔の中に吊るされるのが彼の計画でした。サルバトール・ダリは彼の作品を、「五感の建築」「起毛した建築」であると語っています。サグラダファミリアの内部構造は綿密に研究されていて、彼の宗教観と音楽としての建築という集大成として、聖歌の重要性を織り込んで造られたものでもあるのです。

文:opte

カサ・バトリョ

カサ・バトリョは、スペインにあるあのアントニ・ガウディの建築物の一つで非常に美しい外観の建物です。モデルニスモと伝統建築が合わさっています。2005年にはアントニ・ガウディの作品群の一つとして世界遺産に登録されました。一般公開されたのはガウディ生誕150周年記念の2002年とかなり最近の話だそうです。

もともと、この建物は1877年に建てられたものを、ガウディが1904年から約2年かけて改装されました。5階建てでかつ地下室があり、さらにステンドグラスまであるとても贅沢な造りの建物です。さらに吹き抜けから上を見上げると太陽の光がさんさんと降り注ぐとても美しい光景を見る事ができます。初めてその画像を見た私は「こんな所に住む事ができたら幸せだろうな」ととても羨ましく思いました。きっとここを訪れた世界中の人が「こんな家に住みたい」と心の底から思った思います。

海がイメージされている事までは分かっていますが、カサ・バトリョの造形アイデアに関する事は諸説残されており、ハッキリした正解は分かっていません。ドラゴン説、謝肉祭説、そして海底洞窟をイメージしたという説です。個人的には、吹き抜けから上を見たイメージが海底に近いものがあるので、海底洞窟説を信じたいです。

文:るるるるん

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