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東京タワー

東京タワーのここがすごい!

東京タワーは、今もなお日本中の人を魅了しています。

東京といえばまず思いつくのが東京タワーという人は私以外にもたくさんいると思います。現在、スカイツリーができたのでそちらに話題が集まる事も多いですが、地方に住んでいる30代の私にとって東京と言えばやはり東京タワーで、憧れの場所です。数々の漫画やアニメ、ドラマに小説、邦画等の舞台となっており、赤く独特でかつノスタルジーを感じる美しさは今でも見る度に私の心をワクワクさせてくれます。
10年ほど前、ようやく憧れの東京タワーに実際に行った時に「あの東京タワーがこんなに近くにあるなんて」と感動しました。もちろん中に入って広々とした景色を見た時に自分が漫画や映画の登場人物になったみたいでとても嬉しかったです。

東京タワーが作られたのは1957年の事で「耐震構造の父」として知られる内藤多仲の設計によって作られました。スカイツリーができるまで電波塔としての重要な役割を果たし、今は予備の電波塔として、また観光地として昔と変わらぬ活躍をしています。昔、東京タワー建築に関するテレビ番組を見て、職人の方達が危険な場所でかつプロの仕事をしているのを見て「この情熱と技術があったからこそ、今でも多くの人を魅了しているんだろうな」と思いました。今でも5年に1度、塗装が行われており、東京タワーはその美しさを保っています。

文:るるるるん

東京の永遠のシンボル

都内では90年代以降数々の高層建築物も急速に増えており、高い建造物はあまり目立たなくなってきましたが、それでも、東京タワーと言えば、学校で習うことは無くても、小さな子供からお年寄りまで皆が知っている、東京を代表する、東京の象徴的な建造物です。

元々は、ただ東京エリアで今後増えるだろう高層建築物や、電波環境などの悪化においても影響なく視聴を可能とする、関東エリア中心部の銚子や水戸といったエリアを含めての放送電波の送出用として建てられたものですが、設計当時から観光名所、展望と、日本の技術の象徴としての性格を帯びていました。通常この1950年代のこのサイズの物件では、溶接による鉄材扱いを選択する物ですが、リベット接合を基本にしている建造物でもあります。ちなみに都内では、墨田区などにかけられた一部の橋梁が、リベット接合を基本にして、堅牢さの追求以上に視覚的な新旧の風景の統合を図っているデザインとしても、多くの人の興味を惹きつけています。
建物の意匠そのものがフランスのエッフェル塔に近いという指摘などが当時あったとも言いますが、実際に見てみるとわかる通り、梁の数や形状、全体の骨材バランスなどにおいて、全く異なる建物として、当初より考えられている感があります。(エッフェル塔は川沿いの低地にあり、周辺の橋や公園などとの一体の「アート的」な人工物です)

鉄の芸術と言えば、フランスやイギリスの駅舎、デパートなどの屋上建築物、工場遺構や、鉄道といったものなどに多く冠せられる形容詞ですが、この東京タワーは、その周辺の開発にともなう建物の変遷、町を行きかう車両やヒトの営み、季節や時代を通しての植栽などとのバランスから、その日の出来事やキャンペーン、時代や時節に合わせたライトアップや装飾など含めての同的な準アートイベントから、いろいろな人を主体にした記念日やイベントの記念写真などに映りこむことでの、タワーと対比しての時代感の表現などにおいても、建設後は欠かせない存在となりました。

スカイツリーができた以後でも、広告写真や航空写真が表す東京においては、やはり東京タワーは欠かせない存在でありつづけています。

※ちなみにテレビ放送で使用されなくなって以後も、ラジオ放送での電波塔の役割を担っているそうです。

文:AEIOU

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