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ココ・シャネル

ココ・シャネルのここがすごい!

着心地や動きやすさを女性に与えたファッションデザイナー

ココ・シャネルと言えば若い人からお年を召した方まで幅広く知られている、超有名なファッションデザイナーです。
デザイナーというイメージよりも高級ブランドとして知られていますよね。
シャネルは20世紀に活躍したフランスのファッションデザイナーで、それまでの女性のファッションに革命を起こした人物です。
今まで19世紀末の女性のファッションはコルセットをつけて窮屈で足に絡まるような長いドレスが良いとされて貴族たちが中心に身に付けていました。
そのドレスは装飾華美で息苦しく、でもとても豪華で、そういうものが贅沢で良いとされてきた時代です。
そんな時にシャネルは第一次世界大戦中に戦争でいなくなった男性の代わりに女性も働かざる負えなくなった社会にも関わらずこのような動きにくいドレスは相応でないとして、生きていくための服を作ります。
それが生活しやすく、仕事しやすいジャージー生地でした。そして裾もふくらはぎまで大胆にカット、袖口も細め。シンプルで動きやすいドレスは「ハーパースバザー」に掲載されてセレブたちが買い求めます。
そしてシャネルの名前がどんどん世の中に出ていくのです。このように昔の時代に思い切って今までとは真逆のものを提案して認められるということは、ものすごく大変なことでしょう。このような勇気ある行動に感銘を受けます。

文:mariko s

時代を超えてインスピレーションを与え続ける 獅子座の女COCO

自伝映画や本など、さまざまなジャンルの切り口でココ・シャネルのストーリーが描かれていますが、沢山の人に注目され崇められたデザイナーとしてではなく、一人の女性の一生としてみたときどうだったかを考えたいと思います。

デパートのコスメコーナーに立ち寄って、季節ごとに打ち出される期間限定のカラーを試される方も多いと思いますが
実際に手にとってみたときに、他のブランドと何が違うのかなとふと思った時、他のブランドより数が少ない印象の中でパッケージや素材からくる圧倒的な本物感、希少価値に加え、時代のムード感までが新鮮な印象を与え、人気で手に入らなかったことまでを含めて「王者にふさわしいクオリティー」を感じます。

最近発売になった大人の絵本「ココ・シャネル」によると、
孤児として修道院で育ったシャネルは規律正しい生活の経験から、下積みのある人は手先が器用で作業が速く、細部にまで抜かりのないモノづくりができることを知っていました。
自らのブランドを立ち上げて沢山のお針子さんを雇い、お給料を払うことは昔も今も変わらないビジネスの側面のひとつですが、
デザイナーであり優れた経営者としても役割を両立していたことはバランス感覚に優れていたことが分かりますね。
また極限まで慎ましい修道院での暮らしの影響で、白と黒の無彩色に彩られたことによって、色の持つ豊かさや華やかさをモノトーンが際立たせることを自然に覚えたのかもしれません。

一方、若くして独立を果たしたシャネルは、物心両面で支援してくれる年上のパトロンと付き合いますが、
事業に必要な資金を援助してもらったお金は後日全額返していることが往復書簡などから残っています。
彼女は見た目が美しいだけでなく、しっかりしていたんですね。
幼少から厳しく育つことに慣れている彼女にとって、愛情とは何か、人から援助を受ける場合の一線のひき方や距離感に彼女なりの哲学や美学を垣間見ることができます。

また、自らのブランドが軌道に乗って一世を風靡、シャネルの一時代を築くと、
今度はデビュー後の時期に才能が伸び悩んでいた音楽家のストラビンスキーと出会い支援者となります。
ストラビンスキーの特徴である、不協和音の続く前衛的な音楽のスタイルが古典に親しんでいる当時の聴衆に理解されず
一時は孤立していきますが、彼の才能を信じ新しいメロディが生まれない時期の彼と彼の妻と子供、家族を丸ごと面倒を見るといった当時の常識では考えられない献身的な支援がインスピレーションを生み、ストラビンスキーに輝きがよみがえります。
余裕のある彼女の方が支援者の側にまわったのですね。
彼が舞台音楽家として成功を収めることを見届けるようにして彼女は身を引きます。

晩年のシャネルはさらに年齢が下の若い男性とチャーミングに恋に落ちたりしつつも、最終的に独身を貫いて一生を終えますが、
彼女の人生を彩る恋愛は感情面だけでなく結果非常に生産的で、経済的に「援助する・される」の関係から、お互いのリスペクトやつながりを通して「win-win」の関係に昇華して人を成長させた部分も特徴的なのではないでしょうか。

出会う人との関係からインスピレーションを得て、新しいものを生み出す関係を構築できたところが生涯芸術家だったといえそうですね。
また、一生恋人が絶えることがなかった女性というところが、粋な女性として全く古さを感じさせず今の時代感覚に非常に近い印象を覚えます。

文:soy

女性を窮屈から解放した女性!

「シャネル」というと、化粧品、香水、バックをイメージする方が多いのではないでしょうか。
私は大学でファッションの授業をするまでは「なんとなくすごく高いブランド品」というぐらいのイメージで、なぜここまで有名なのか、ココシャネルという人物がどのような人が全く知りませんでした。
しかし、ファッションの勉強をしていくうちに、ココシャネルという人がいなければ現代のファッションはない!というほどの偉大な女性であるということが分かりました。
昔、女性はウエストの細さが重要視されており、皆が窮屈な思いをしながらコルセットを締め上げ細いウエストを強調していました。
そんな窮屈なコルセットから女性を解放したのがココシャネルです。
彼女はコルセットを必要としない動きやすい素材やデザインの「日常生活や仕事に適した洋服」次々と発表していきます。
それが、パンツスーツであったり現在シャネルのアイコンのひとつとなっているツイードでもあります。
私は、彼女がいなければ現代の女性のファッションは全く違うものとなっていたのでは?と思っています。
パンツスーツやショートカットなど、ファッションを男性的に近づけながらも女性らしさを失わないシャネルのデザインは本当に素敵だと思いますし、彼女自身も本当に素敵な女性だと思うので、ぜひもっとたくさんの方にシャネルの良さを知って貰いたいです!

文:華

ココ・シャネルの作品紹介

女性のパンツスタイルを提案したのはシャネル

今では女性もパンツスタイルは当たり前ですが、第二次世界大戦時に今までスカートだった女性のファッションにパンツスタイルを提案したのはシャネルです。
改革する志と実行力には頭が下がりますね。装飾が多く、扱いづらい今までのファッションを取り壊していったシャネルはなんとパンツスタイルまで提案して流行らせてしまうのですから、よほどの着心地の良さとデザイン性のすばらしさがあるからでしょう。
高級リゾートビーチでエレガントなセーリングパンツをはいている素敵なモデルやセレブたちにみんな憧れるようになります。
今でいう、マリンルックでしょうか、ボーダーに太めのパンツを合わせてシンプルで素敵なスタイルを流行らせました。
この影響力は素晴らしく、現在も似たようなスタイルがあることから、昔にシャネルが提案したものが今の世にも受け継がれていると考えますので、良いものは時代を超えて受け入れられるのだなと思いました。

第二次世界大戦中には男性の代わりに働く女性がズボンをはくようになり、仕事もパーティもパンツスタイルが取り入れられていきます。
そしてパンツスタイルが世に出ていくおかげで女性も自転車が乗れるようになったんですね。
シャネルのすごいところは、パンツスタイルでも女性らしいスタイルになることです。
とってもエレガントなシャネルのデザインが私は好きですね。

文:mariko s

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