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源氏物語の1000年 −あこがれの王朝ロマン – 2008年8月30日〜11月3日

紫式部の源氏物語の世界観

横浜美術館で「紫式部の源氏物語展」というのがあって飾ってあった屏風の絵画はその世界観を表現していました。源氏物語の題材になっている当時の貴族の生活風景が描かれていて時を経ても色褪せない屏風絵にうっとり見とれてしまいました。源氏物語のストーリー自体にはあまり興味がありませんでしたがそれにまつわる美術品の展示というのに興味があっていきましたがかなりの規模の展示で驚きました。
源氏物語のストーリーを彷彿とさせるような貴族の生活の風景は見ているだけで引き込まれるような屏風絵だけでもそのストーリーが伝わってくるような見応えのあるものでした。平安時代の貴族の華やかな生活風景が描かれ大作と紫式部の源氏物語の展示でしたが西洋絵画とは違う味わいのある展示でした。
このような作家の文章の世界観の展示は珍しいと思いますが特に美術展というと西洋絵画が多いですが日本の古典をベースにした美術展は思いがけなく感動的で今でも印象に残っています。源氏物語の世界を屏風に描かれた絵画でゆっくり堪能できるなんてすごく贅沢でユニークな美術展でまたこのような美術展があったら行きたいと思いました。和の世界観の美術展なんて珍しくてすごく面白くて感動的でした。

文:まやにゃん

紫式部の源氏物語の貴族の生活風景が描かれた屏風絵

かなり前になりますが横浜美術館で「紫式部の源氏物語の世界展」がありました。文学の展示というよりは大がかりな美術展で大きな屏風に源氏物語に出てくる貴族の生活風景が描かれた大作がものすごく迫力があって見応えのある展示でした。
源氏物語に描かれている登場人物のヒロイン達も描かれていてきっと源氏物語が好きな人は大満足されたのではないでしょうか?私はあまり源氏物語のストーリーには興味がないほうでしたがやっぱりこの源氏物語展を見て大和和紀さんの「あさきゆめみし」を全巻漫画喫茶で読み直したほどです。「あさきゆめみし」も源氏物語展にちゃんと紹介されていておすすめされていました。とにかく延々と続く大きな屏風に描かれている貴族の風物詩の和の絵画の世界観はふだん西洋絵画ばかりを美術館で見ているので意外な感動がありました。平安時代の貴族の華やかな生活風景は現代ではとてもユニークなイメージで髪の長い平安美人の十二単姿も美しくすごく楽しめた日本の古典的美術展でした。お琴や楽器を演奏しているシーンや御簾を間越しに会話をしている様子などが描かれていて男性の貴族もひとりひとり顔や個性が違って書かれていました。
源氏物語のストーリーを追いながら和の世界観を堪能できた貴重な源氏物語展で今も強く印象に残っています♪

文:まやにゃん

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